僕が家に帰ると子供たちは走ってやってきます。

２人とも
「パパー」
と言いながら駆け寄ってくれるのです。




まるで僕の帰りを待ってくれてたかのよう。

僕は嬉しくて２人ともギュッとします。


こんな幸せなことがあるのでしょうか。

早く、家に帰れて良かったなと実感する出来事です。









しかし、こんな人気者の時間もすぐ終わります。





僕がお風呂から上がって時間が出来たとき。

僕は子供たちに
「あそぼー」
と誘います。

しかし、子供たちは拒否。




４歳の娘は
「勉強してるからダメー」

娘は最近、平仮名ドリルにハマってるのです。






下の２歳の男の子もダメ。

眠いのかヨメにベッタリです。









こんな感じで僕が人気なのは帰宅したときだけ。

持続性にかけます。

珍しいモノ見たさで駆け寄ったのでしょうね。

悲しい。









帰宅した一瞬だけでも人気者になれることが、幸せなのかもしれませんね。

常に人気者になりたい父親なのでした。

終わり。



**********登場人物の紹介**********



娘：４歳の幼稚園児（年少）。人前ではシャイ。
息子：２歳の息子。身体が弱いのが難点。
ヨメ：３０歳。可愛い。保田圭に似てる。
僕：３０歳。なんちゃってイクメン。

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